osprey's diary

日々の雑感を書き綴ります

Python勉強し始めて気が付いたらPyCon JPのスタッフやってた件について

今日はPyCon JP Advent Calendar 2016の8日目で書いてます。

 

自分がPythonを始めようとしたきっかけやPyCon JP 2016との出会いなど書いてみます。技術的な話は一切でてきません。取り留めもありません。予めご了承ください。

 

そもそも自分はプログラマではありません。そんな自分がなぜPythonを学ぼうと思ったか。

昔ネットワークエンジニア/サーバインフラエンジニア的な時期が長くありましたが、今は店長的な何かをしています。

技術的なお仕事から180度変わって人相手オンリーの仕事にジョブチェンジしてみて思ったことは、やっぱり自分は技術が好き!って事でした。人間の幅が(たぶん)広がって、ジョブチェンジ自体は良かったと思う。年齢的にもそっちの道へ進む時期だったのだと思う。でも、技術が好きな自分がいる。サーバいじってると時間を忘れて没頭できる。意図したとおりの動作をしてくれたときの喜び、やっぱり楽しい!

で、今までインフラ寄りの事を仕事でしてきたので、今度は趣味でプログラミングを始めようと思った次第。フルスタック芸人を目指して。

 

周りにはPHP使う人が多いけど、個人的にはちょいちょい大きなセキュリティホールを出すので好きになれない。

RubyRailsで人気。実はRuby本を何冊か読んで触ってみた。良かったけど、何かしっくりこない。

 

最近どんなプログラミング言語が人気なのかちょっと調べて見たら、Pythonが来てるらしいことがわかった。

Python入門本を買って読んでみたら、良かった。設計思想が好きになった。The Zen of PythonもPEP8もしっくりきた。インデントがブロックを明示する、凄くわかり易くて合理的に思える。良い。好い。

こうしてPythonに行き着いたわけだけど、日本語の情報が少ない。海外では人気の言語らしいが、日本ではまだこれからのところ。やむを得ないが英語は苦手。

TwitterFacebookで日本のPythonコミュニティを探して、「いいね!」してまわった。

ここで運命の出会いがあった。「いいね!」したPyCon JP からPyCon JP 2016 メディアスタッフ募集の告知が流れてきた。日本語の情報が少ないなら、コミュニティに飛び込むのが一番!それに、今までOSSのコミュニティの恩恵は受けても貢献はあまりしてこなかったので、何か自分でも恩返しをしたい想いもあって、思い切ってスタッフに申し込んでみた。ちょっとドキドキだったけど、この時にスタッフ申し込みをして本当に良かったと思う。

 

しかし、実際にスタッフになってからは試行錯誤の連続だった。まず東京在住でも東京勤務でもないということで、参加できるミーティングや作業日は全てリモートでの参加になった。もちろんSlackやHangoutなどのツールである程度コミュニケーションは取れたが、雰囲気がつかめず全体像が見えないのはつらかった。一度でもオフラインで顔合わせできていたら違っていたと思う。しかしこれは言っても仕方ないこと。このときに心の支えになったのがPyCon JP 運営マニュアルだった。昔から「マニュアル読め」って人に言ってたから自分も実践した。ここでも先人に感謝。本当にマニュアルがあるってすばらしい!

あとで聞いたんだけど、一度スタッフ登録しても、諸々の事情でスタッフを離脱する人もそれなりにいたらしい。まぁ当然いるよね。急に仕事が忙しくなったり、コミュニティの雰囲気が合わなかったり。

そして自分も周りから見たら離脱候補だったみたい。そりゃそうだね。一度も顔合わせしてないし、初めてのスタッフだし、遠隔地に住んでてなかなかミーティングに参加できないし、条件はそろってる。自分では言われるまで気が付かなかったけど。

でも、そもそも自分の意思で飛び込んだんだし、遠隔地なりにできることはあるってことがわかってきて、ある程度ドキュメントもあって、わからないことはSlackで教えてもらえる環境があったので、苦にはならなかったし、楽しかった。何より同じ志を持っている人たちと一緒に何かを作り上げる高揚感があった。

 

結果として、PyCon JP 2016 当日が初顔合わせの日となった。この日だけは何があっても参加しようと思っていた。今まで自分がPyCon JP 2016 スタッフとして関わってきたことの総決算の日だから。

 

ドギマギしながら皆さんに挨拶を済ませると、一気に距離が縮まった気がした。やっぱりリアルで同じ空間を共有するのって大きいと思った。人間は五感を使う生き物だと実感した。

そしてあっという間の2日間だった。失敗をして仲間に迷惑もかけたけど、楽しかった。ちなみに当日の模様はこちら

打ち上げのときには、もう自分の心は決まっていた。「来年もスタッフやろう!」と。たった2日間だったけど、このワクワクする気持ちは他ではなかなか味わえない。コミュニティの雰囲気も良いし、スタッフの仲間たちとの何気ない会話が楽しい。いろんな背景・スキルを持った人たちの集まりだけど、みんなPythonが好き。PyCon JPが好き。PyCon JP 2016 のテーマ「Everyone's different, all are wonderful.(みんなちがって、みんないい)」が体現されてる空間だった。

 

そんなことで、PyCon JP 2017 もスタッフすることにした。

そしてまだまだ仲間を募集中

 

個人的な夢。

地方でもPythonコミュニティを活性化したい。

近い将来には、自分の地元でPyCon mini が開催できるといいな~って思ってる。

まずはPython Boot Campから始めたい。

 

まとまりがないけど、以上。てきめんさんにバトンタッチ。